Cカードとは、
ダイビング指導団体が、
直接またはフランチャイズを通じて実施する
技能講習を終了した者に対し発行する技能認定カードである。
ダイビング指導団体は、
ほとんどの場合民間の営利企業であり、
少なくとも日本では免許証と違いCカードを所持しないで
スクーバ・ダイビングを行うことが法的に禁止されているといった類のものではない。
しかしながら、適切な知識・技量を有さない者がスクーバダイビングを行った場合、
致死傷事故が発生する可能性が非常に高いことは容易に推定できることから、
これらの者にサービスを提供してスクーバダイビングが行われた結果事故が発生した場合、
事故を予見できたのに適切な対応を取らなかったとして
刑法の業務上過失致死罪(211条)などの
刑事責任や民法上の不法行為責任を問われる可能性が高い。
このようなリスクを回避するため、
レジャーダイバーにサービスを提供する者は
そのほとんどがCカードの提示を求めており、
これを所持せずにダイビングを行うことは事実上困難と言ってよく、
その意味では許可証的な性質を有するものと言えなくもない。
また海外ではCカードを所持しない者の
スクーバダイビングを法的に禁止していたり、
Cカードを所持しないものに対する
スクーバ・ダイビング器材の販売や貸与を禁止している例もある。
ほとんどの場合、
そのスキルレベルに応じたランクが設定されていて、
ダイバーとしての知識や技術、経験などを示す指標になっている。
また、スキルアップの目標としての性格もある。
認定団体ごとにランクの区分や呼称が異なるため、
WRSTCによりRSTC標準が策定され利用されている。
またISO 24803:2007でもレクリエーショナルダイビングスキルの認定基準が規格化されている。